Monday, February 4, 2008

FIDM Merchandise Marketing Professional Designation

ここで、私が9ヶ月在籍したプログラムを一挙ご紹介します。(2004卒の場合)

*カリキュラム*
私が在籍している"Merchandise Marketing in Professional Designation"のコース概要から。ちなみに、他の学科についてはリサーチ後コメント付きで紹介予定。なお日本で大学(4大または短大)を卒業してから入学する場合は、このProfessional Designationコースを希望することが可能。通常の2yearsプログラムの半分以下のスケジュールで卒業ができる。但し、結構ハードなスケジューリングは覚悟したほうがいい。

2003 Summer〜   Course Description
1st. Quarter
MRCH 170 Merchandise Math 3
MRCH 155 The Retail Environment 3
BUAD 210 Management Concepts 3
MMKT 288 Marketing Essentials 3
MRCH 190 Merchandise Trend Analysis -OR- 3
MRCH 292 Retail Seminar (Approval from Chairperson) 3
2nd. Quarter

BUAD 200 Organizational Behavior & Management 3
MMKT 264 International Business 3
MRCH 175 Merchandising Strategies 3
MRCH 210 Merchandise Planning & Control 3
MRCH 215 Tech. for Merchandise Planning & Control 3
3rd. Quarter

MMKT 270 Applied Management -OR- 3
MRCH 270 Applied Buying 3
BUAD 285 Entrepreneurship 3
MMKT 218 Promotion in the Merchandising Environment 3
GNST 144 Textile Science 3
MRCH 248 Situational Analysis 3
Total Units of Credit 45

ちなみに、この他に"Advanced ESL"(週に3コマ),"Writing Skill","English Composition"を各クオーター別に取る。***但しESLは必要な留学生のみ。TOEFLでペーパー539、CBT205ポイント以上の人は基本的に受講不要(さらに、2years programの学生は、オリエン時のテストの成績次第でそれぞれ取る内容が違うけれど、以下のものを英語以外に必修で取る必要がある"Effective Speaking","Critical Thinking","Math Skill","College Mathmatics")

ちなみに、私の場合は今ESLを受けていて、学部必修のうち4科目+ESL3コマの合計7コマを選択中。次のクオーターは、学部必修6科目+Writingなので、恐らく一番ハードなクオーターになる見込み。(***このサイトを作るくらい余裕があるので、多分なんとかなると思うけれど)ちなみに、この辺の"College General Study"についてはFIDMのオフィシャルサイトのMajor説明部分でも全然載っていない情報なので、入学希望の人は、在校生またはアドミッションアドバイザーに確認すべき!

各教科は、もちろんクラスが1コマしか存在しているわけではなく、普通の大学と同じように、同じタイトルのクラスを色々な先生が教えています。(私の場合については、この学期の先生+授業概要は別のページをご参照下さい。)でもって、先生によってかなり当たり外れがあるのは言うまでもない。かといって、私が大学時代に利用していた「履修情報雑誌」みたいなものは存在するわけもなく、故神野情報戦!(っていうか、こんな風に履修についてあーだこーだいう人は私くらいなのかもしれないけれど)何しろ、成績がかかっているので、思わぬ先生にあたって痛い目に合いたくはない、、、

*学校生活*
基本的に総合大学ではないので、憧れのキャンパスライフ!というような感じではない。アメリカ人の子たちの一部はフルタイムの仕事を持っている(アパレルとかのお店で)子も結構多く、みんな授業のある時に学校に来て、終わったらすぐに帰るという生活をしている。

-クラブ、サークル活動:
ほぼないに等しい。いくつか課外活動のようなことをしている人やグループがあるようだけれど、それは決し「アメフト」とか「チアリーディング」とか「サーフィン」とかとは関係なく、「トレンド研究会」とか「ファッションビジネス研究会」とかでもない。Fashion Designの学科をしている人は、いくつかワークショップやニットのグループなどが行われいるようだけれど、私のようなManagementの学生はほんとに何もない。

-カフェテリア、学食
正面の玄関入り口に「FIDM cafe」という小さいカフェがある。ここは雑誌と、食べ物(スナック、冷凍食品、カップラーメンとサンドウィッチなど)が置いてあるお店。でも凄く小さいし、学生にやさしいプライスでは全くない。4Fに「Student Lounge」と呼ばれる場所がある。でもここで売っているのはVender Machine(自動販売機)で売っているサンドウィッチ、冷凍のパスタ、スナックと飲み物のみ。電子レンジがあるので、ある人は冷凍フードをチンして食べたり、お家から持ってきたりというスタイルを取っている。ちなみに、一日中学校にいる人は先に言った通り少ないので、これでいいのかもしれない。(***私の場合は別ページで紹介している「Fussion Cafe/Coffee」という歩いて1分のカフェに入り浸っている。)

-中庭
FIDMのロサンゼルスキャンパスは、とても気持ちのいい中庭がある。天気のいい日はこ中庭で日向ぼっこするのもいいかもしれない(まだしたことないけど)日中は一般の人でも入れる公園として存在している。

-Book Store
FIDMロサンゼルス校のブックストアーはこれまた小さい。けれどちゃんと学校のネーム入りアイテムは存在していて、ノート、ファイル、ペンなどの文具はもちろん、カレッジトレーナー、マグカップなども揃っている。学校生活に必要はフロッピーやディスクから、デザインに必要なトレッシングペーパーや絵の具などなどいろいろと小さいながら集まっている。

-Library
FIDMの図書館は、学校のキャンパスの一フロアーにあるぐらいなので、決して広くないですが、コンテンツ的には揃っている(そうです)確かに、なかなか普通の図書館では見当たらないものもあって、特に私が感動したのは、世界限定発売をしている「Visionair」を毎号購入してくれているので、学生は見ることができます。それからトレンドブックも、各リサーチ会社のものをメンズ、レディースだけでなく、インテリアなどに至るまで、色々と揃えてあります。またテキスタイルやインテリアの学科が使用するカーテンパターンなどなど、マニアックになればなるほど、FIDMの図書館は利用価値があがってくるようです。日本の雑誌については、HF(ハイファッション)とVOGUE JAPONが閲覧可能です。

-IDEA Center
ここは、無料のチューター(家庭教師)がいる場所です。といっても、ここにいる先生たちの一部は、授業も持っている人もいます。教えてくれる教科は、English composition,speech,criticak thinking,College Math,ESL Conversation,Power Point,Computer,Merchandsing Math,Computer Graphics,Economics, Historyです。先生によって教えられる教科が違うので、スケジュールをチェックして、該当する人がいる時間に行けば、教えてもらえます。(予約とかは不要)コンピューター(全てWin)、スキャナー、プリンター、構図用のプリンターなど全てフリーで使えます。自習室のような感じです。なお、デザイン系の授業はComputer LabでMacを使って授業が行われているようです。もちろん、このLabのコンピューターも、授業がない時間帯は自由に使えます。

-Parking
アメリカは車社会。特にここロスは、つい先日も1か月以上バス会社のMetroが「スト」!信じられないことですが、そんなわけで車生活を強いられる場合もあります。学校の地下には生徒や関係者がパーキングできる場所として3フロアー分の駐車場があります。生徒、学校関係者は一日$4.00-ゲストは$6.00-です。ちなみに、学校の近くのパーキングは安いところで、一日$2.00-ですが、ここは少し離れているので、私は通常歩いて3分くらいの所にある、一日$3.00-もパーキング(青空駐車)を利用しています。この頃すっかり日が落ちるのも早くなったので、3時からの3限を受けてから外に出る6時頃はもうかなり暗い。あまり遠くまで歩くには、LAダウンタウンは怖すぎます。というわけで、この辺もちゃんと考慮に入れた場所を確保する必要ありです。なお、平日の10時を過ぎると学校の周辺はパーキングスペースが全くなくなることをお忘れなく!私の場合は、水曜日気を抜いて昼過ぎから学校に登場すると、まずパーキングを探すだけで30分近くクルクルすることになった挙げ句、5ドルパーキングしか空いてない、というような状況もざらなのです。

-FIDM Student Newsletter
毎週アクティビティーセンターと呼ばれる場所から発行される学校新聞です。その週に予定されている学校の行事、例えばセミナーやイベント、学校の学部説明会などの予定が書かれています。その他注意事項や、図書館からのお知らせなどなど、生活に根ざしたネタがあるので、毎週必ずチェックしています。イベントで一番面白そうなのが、FIDMの最高学年=3年生のファッションデザインの学生が行う「ファッションショー」が毎年2月、ちゃんとした会場を使って行われます。(詳細は別途報告)

-Career Center
ここは、FIDMの就職課といったところでしょうか。ただし、FIDMのCareer Centerは学内にありながら、「人材派遣会社」と言った方がいいのではないか、と思うくらいセクションが独立している雰囲気があります。各学部ごろに担当のアドバイザーがおり、おのおのアポイントを取ってインターンの職を斡旋してもらったり、自分のレジメをチェックしてもらったりします。もちろん、卒業後の就職探しについても、相談ができます。アメリカの会社は日本のように一斉に人材募集するというより、空きが出れば募集、という場合やいい人材はいつでもという極端な場合があるのですが、学校のアドバイザーからの紹介状がないと、レジメさえ見てもらえない場合もあるので、かなり重要です。私の場合はProfessionalコースにいるため卒業までがあっという間。来学期にはインターンをはじめて、すぐに就職活動をしないと、卒業直後からのプラクティカルトレーニング(OPT)が受けられなくなってしますので、しっかりとした準備と行動力が必要です。
でもとにかく言える事は、日本でなんとなく大学に行って、つまらなくて辞めちゃった!っていう子や、どうも的を得ていない勉強をこれまでしてきたかも、、、と思っていた人が沢山アメリカの学校にやってきています。私のいるFIDMはこちらのコミュニティーカレッジとはまた大きく特徴が異なって、本当に授業の内容が特殊。先生たちも、現場での経験はもちろんですが、かなり「伝える」トレーニングを受けているというか、こちらの土壌というか、授業の内容に関しては本当に私は満足いくものを受けている、という感じがあります。さすがに、ディベートなどの場合には、アメリカ人たちの意見のスピードと、自分の語学力のなさを痛感する場合がまだまだあります。(要は、ディベートの内容にはついて行っているものの、その中に入り込むタイミングがなかなか取れないのです、、、)この辺は修行が必要だと思いますが、何事も「馴れ」と「気合い」(笑)これが私の個人的な感想と意見です!

学校のサイト: www.fidm.edu

1 comment:

AZZY said...

こんにちは!メールもさせていただきましたが(funtrapのサイトから)FIDMの9ヶ月プログラムの入学を考えています!9ヶ月で卒業できるプログラムは、Merchandise Marketing以外のコースがあるのでしょうか?いまHPをチェック中なのですがまだ見つけられていません・・情報があったら、是非何でも良いので教えていただきたいです!返事はメールのほうにお願いいたします。ありがとうございます!!